♦商品の劣化と変化について-1♦

みなさん、こんにちは。 企画デザイナーの市原です🎀

ついに、梅雨明けして、猛暑がきそうな暑さですね。

 

先週、UPできなかったので、本日UPいたします。

 

先週からの続き、商品の劣化について🎶

 

 

*スナツグ

引っ掛けによって、糸の一部が表面に引き出された状態のことをいう。

合成繊維は、繊維と繊維の間ですべりやすい性質を持つため、合成繊維のニットインナーで特におこりやすい現象です。

 

*ラン

よこ編み終わりや、編地の切断部分から網目が次と々ほつれて、はしご状の伝染キズになることをいう。

 

*わらい

着脱やトイレなどの際に、爪や指によって局部的に過大な伸びが生じて、繊維が弾性限界を超えて戻りきらず、おおきく波うった状態がは発生することをいう。

また、縫い目に局部的な力が加わったとき、その部分の糸が動いて縫い目が開いた状態をいう場合もある。

 

 

*黄変(ウレタンパッド)

黄変とは、繊維が光・熱・酸・アルカリ・酸化性ガスなどによって、黄色く変色すること。ブラジャーに使われているウレタンパッドは黄変しやすく、ウレタンの酸化防止剤が揮発し、

酸化窒素ガスと反応することで、身生地に黄変が発生する場合がある。

 

 

*黄変(シルク)

シルクなどのタンパク質繊維は、もともと黄変しやすい性質をもっている。紫外線・二酸化炭素・汗などが原因で、シルクの分子を形成しているアミノ酸が酸化され、科学変化し、着色物質に変わることから起こる。

 

 

*移染

洗濯・汗などによって、繊維の染色に使われている色が溶け出して、他に移る状態。色移りともいう。

 

*色なき(ブリード)

濃淡色のボーダー柄や濃淡色の生地の切り替えのある製品が洗濯、汗などの湿潤状態で長時間放置されると、濃色に隣接している淡色部分に色がにじみでた現象をいう。

 

 

以上が生地の劣化による変化について、お話しました。

 

このようなことが起こらない製品が一番です⤴

 

それでは、また金曜日に。。。

ページ上部へ