皆さん、こんにちは。企画デザイナーの市原です🎀
先週からの引き続き繊維のお話、本日は科学繊維の続きのお話です。
化学繊維とは
科学繊維は、天然繊維の性質を目標に、あるいは、天然繊維に欠けている種類の性能を与えることを目的に研究開発されて、人口的に製造される繊維です。
③合成繊維
主に石油を原料とし、科学的に合成してつくられた繊維。
<ナイロン>
実用合成繊維の中で最初のもので、発売当時から「クモの糸よりも細く、鋼鉄よりも強い」と宣伝されていた。
とても強いが、熱や酸、紫外線に弱い欠点がある。
<アクリル>
ウールに似た性質をもつが、ウールよりもはるかに強く、耐薬品性・耐光性に優れている。軽く、かさ高い糸ができ、保温性がある。
染色性にも優れ、吸湿、吸水性が高いので、濡れても早く乾く。
<ポリエステル>
化学繊維のなかでもっとも生産量がおおい。強く、耐久性があり、ハリ・コシがしっかりしている。
伸長弾力性が高いので、しわになりにくく、速乾性に優れ、取り扱いも簡単。
<ポリウレタン>
伸縮性が極めて高く、復元力に優れている。他の繊維と交編・交織し、ストレッチ性うぃ持たせる役割を担うが熱に弱く、脆化しやすい。
合成繊維はここまで。
次は改良化学繊維について、お話しようと思います🎶
では、また来週。。。