皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
先週からの引き続き繊維のお話、本日は科学繊維の続きのお話です。
今週で化学繊維が最終になりますので、少しおつきあいお願いします。
④改良化学繊維
化学繊維の欠点を改善し、付加価値をつけた繊維。
<異形断面繊維>
化学繊維の多くは断面が円形ですが、色々な形の断面にすることが可能。
特にポリエステル、ナイロンなどの繊維の断面を三角形や星形にすることにより、
光の反射を増やし、光沢感が付与される。
<中空繊維>
ストローのように、繊維の中を空洞にした合成繊維。
軽くて、繊維中に空気を含むため、保温性と速乾性に優れている。
<極細繊維(マイクロファイバー)>
一般的に直径が絹より細い、極細のナイロンやポリエステルをさす。
「指定外繊維」
繊維を表示する際の名称として、
繊維の「指定外繊維」を用いるように決められている。
指定用語にない繊維を表示する場合は、「指定外繊維」とし、
その繊維の名称をつけることになっています。
例えば、”指定外繊維(テンセル)”などと表示する。
改良化学繊維はここまで。
次は「繊維と糸」について、お話しようと思います🎶
お読みくださり、ありがとうございます!
では、また来週。。。