♦繊維と糸の関係について♦

皆さん、こんにちは。

企画デザイナーの市原です🎀

年始はじめての基礎知識のおはなし⤴

 

年末くらいから素材、繊維についてお話をしていました。

 

今週からは、「繊維と糸」についてお話しようと思います!

①繊維と糸の関係

繊維は、短繊維の長繊維とにわかれます。

「短繊維」には、綿・麻・羊毛などの天然繊維と、短くカットした科学繊維とがあります。

短繊維はそのまま糸にできないため、紡績という工程をへて糸になります。

これが紡績糸です。

「長繊維」は絹、化学繊維で、長繊維を束ねたものや、それに撚りをかけたものがフィラメント糸になります。

 

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<紡績と紡績糸>

紡績とは、綿・麻・羊毛などの天然繊維や、科学繊維をカットした短繊維を平行に並べ、

撚りをかけて糸にすることをいいます。

撚りをかけると、引っ張られても繊維どうしが摩擦で束縛しあい、かなりの力に

耐えられる。こうしてつくられたのが、紡績糸になります。

 

<紡糸>

紡糸とは、化学繊維を形成する操作のこと。

長繊維の場合、そのまま束ねたり、撚りをかけてフィラメント糸になります。

短繊維の場合、孔の数が多いノズルで大量に紡糸して、切断され、紡績をえて紡績糸になります。

 

本日は繊維と糸の関係についてのお話でした。

来週はここでも出てきている、「糸の撚り」についてお話しいたします。

 

お読みくださりありがとうございます。

 

では、また来週。。。

 

 

 

 

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