♦糸の関係、撚りについて♦

皆さん、こんにちは。

企画デザイナーの市原です🎀

本日も引き続き、基礎知識のおはなし⤴

本日は糸の撚りについて

糸の強さや集束性など高めるために、通常、糸には撚りをかけます。

糸の一端を固定し、もう一端にねじりの回転を加えていくと撚りがかかる。

撚りは、糸の光沢や感触、生地表面の光沢、風合いなどに影響する。

<撚りをかける方向>

「S撚り(右方向)」と「Z撚り(左方向)」がある。

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<撚りの強さ>

撚りの少ない糸を「甘撚り糸」、標準的な撚りの糸を「並撚り糸」、強い撚りをかけた糸を

「強撚糸(きょうねんし)という。

「甘撚り糸」は生地にすると柔らかい風合いになり、「強撚糸」は生地にすると

硬くさらっとした肌触りになります。

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<撚りの構造>

紡績した1本のままの糸を「単糸」、2本組み合わせたものを「双糸」、

3本あわせたものを「三子糸(みこいと)」といいます。

今週はここまで。

糸の撚りのお話は比較的に簡単だと思います。

こんなふうに生地はできているんだなーなんて感じながら

商品をみてもらったら、おもしろいかと思います。

今回もお読みくださり、ありがとうございます。

では、また来週。

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