皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
本日も引き続き、基礎知識のおはなし⤴
本日は糸の撚りについて
糸の強さや集束性など高めるために、通常、糸には撚りをかけます。
糸の一端を固定し、もう一端にねじりの回転を加えていくと撚りがかかる。
撚りは、糸の光沢や感触、生地表面の光沢、風合いなどに影響する。
<撚りをかける方向>
「S撚り(右方向)」と「Z撚り(左方向)」がある。
<撚りの強さ>
撚りの少ない糸を「甘撚り糸」、標準的な撚りの糸を「並撚り糸」、強い撚りをかけた糸を
「強撚糸(きょうねんし)という。
「甘撚り糸」は生地にすると柔らかい風合いになり、「強撚糸」は生地にすると
硬くさらっとした肌触りになります。
<撚りの構造>
紡績した1本のままの糸を「単糸」、2本組み合わせたものを「双糸」、
3本あわせたものを「三子糸(みこいと)」といいます。
今週はここまで。
糸の撚りのお話は比較的に簡単だと思います。
こんなふうに生地はできているんだなーなんて感じながら
商品をみてもらったら、おもしろいかと思います。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週。