皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
本日も引き続き、基礎知識のおはなし⤴
本日は糸の太さと単位について
糸の太さは、糸の長さと質量を用いて表す単位。紡績糸とフウィラメント糸では、単位が異なります。
<番手(紡績糸の太さ)>
紡績糸に用いられる、糸の太さをあらわす単位。番手の数値が大きいほど細い糸となります。
番手数は一定の質量に対する長さによって決まりますが、その基準は糸の種類ごとにちがうので、注意が必要です。
・綿番手 1ポンド(約454g/m)で840ヤード(約768.1m)=1番手
・麻番手 1ポンド(約453.6g/m)で300ヤード(約274.3m)=1番手
・毛番手 1キログラムで1000m=1番手
<デニール(フィラメント糸の太さ)>
フィラメント糸の太さをあらわす単位。デニールの数値がおおきいほど太い糸となる。
・9000mで1g=1デニール
<デシックス(dtex)>
1999年の計量法の改正に伴い、デニールに代わる国際標準規格として日本で採用されたフィラメント糸の太さの単位。
海外では、ISOで制定されたテックスが使用されています。
・10000mで1g=1デシックス(dtex)
・1000mで1g=1テックス(tex)
今週はここまでになります。
糸の番手って、糸の種類ごとに違うんですねーーー。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!