♦巨大なパニエで着飾った18世紀の女性

皆さん、こんにちは。

企画デザイナーの市原です🎀

 

今週はかなり気温がさがってきて、寒いですね。。
もう12月も中旬ですもんね。。しょうがない~笑

今週もUPしていきますね🎶

本日は、「巨大なパニエで着飾った18世紀の女性」について
お話します!

 

18世紀は女性的で繊細なムードが漂うロココ様式の時代。
下着もかつてのファシンゲールがフランスでは「パニェ」、
イギリスでは「フープ」として復活してきました。

 

1710年頃から登場したパニェは、主に金属を素材として
組み立てられ、リボンを張りめぐらせたバスケットのような形を
していました。

 

のちには、鯨のヒゲや曲げ木などが用いられましたが、その形は
横に広がり、前後には扁平というスタイルが特徴です。

周囲が5m48cmに達するものまで現れ、巨大なパニェを
着用した女性が2,3人で並ぶと道をふさいでしまうほどでした。

 

しかし、1792年フランスの王政がおわり、共和国が樹立されると、
ギリシャ・ローマ古典へ戻る自然主義が復活します。

服装はシンプルな方向へと進み、
同時に裸体美を礼讃する思想を生みだしました。

半透明なシュミーズガウンが流行し、乳房を豊かにチャーミングに
見せるための「V・サブラン」がフランスで誕生。

これは、1種のひも付きバストパッドといえるものでした。

 

本日はここまでにしますね。

次回は「クリノリンの大流行とズロースの登場」について

お話します!

今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!!!

ページ上部へ