皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
週末のクリスマスはどうすごされましたか?
雪がけっこう降ったりして、かなり寒いクリスマスでしたね。
今週もUPしていきますね🎶
本日は、「クリノリンの大流行とズロースの登場」について
お話します!
19世紀のヨーロッパの下着は大きな特徴をいくつも生み出しています。
1830年からの20年間gは、王政復古時代のクラッシック調の服装が再登場。
デコラティブな女性の美しさを効果的に表現するために、
コルセットが登場し、上流階級から中流階級へと普及して、
ロマンティックな時代の美を支える役目をはたしました。
そして、画期的な出来事が「ズロース」の登場です。
これは古代のインクロスが発展してもので、中世では男性専用の下着でした。
それが、19世紀になると女性も着用し始め、1830年代には、
上流階級の女性たちの大部分が愛用するまでになりました。
また、1846年にはじめてロンドンに登場した「クリノリン」は
1850年から60年代後半まで大流行。
この時代のスカートは、その大きさを限りなく膨らませ、ぺチコートを
何枚も重ねてつけなければならないほどでした。
この苦労を解消するために考案されてのが
スカートをふくらます用具・クリノリンです。
当初は馬の毛が目立たないように織り込んだ布地を素材にしていましたが、
スカートが次第に大きくなるにつれ、細い鋼鉄製の輪を使用。
この輪が付いたスカートは、やがて、8段、10段と数えるようになり、
カージュ・アメリケーン(アメリカの鳥かご)と呼ばれました。
しかし、クリノリンは1866年頃にはすたれ、日本の鹿鳴館時代にも
登場する「バッスル」に変わっていきます。
本日はここまでにしますね。
次回は「ナイトウェアが誕生したのも19世紀」について
お話します!
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!!!