皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
本日は少しあたたかいですね。今週末は、4月上旬並みの暖かさになるようです。
少し、新しい下着を新調したくなりますねーー🎵
今週は、いろいろな仕上げ、加工についてのお話をいたします。
仕上げ加工には、大きく3種類に役割があります。
1)品質を保持する役割
生地を縫製したり、着用してりする際に支障のないようにする
2)生地を美化する役割
用途に応じた外観・風合い・手触りなど、商品価値を高める
3)付加価値をつける役割
種々の機能を持たせ差別化をする
例えば 1)品質を保持する加工の例
<柔軟加工>
繊維に柔軟、平滑な触感、しなやかな風合いを与える加工。
柔軟性を用いることが多い。
副次加工効果として、撥水性・吸水性・吸湿性・帯電防止性などの向上が得られる場合がある。
<帯電紡糸加工>
静電気をできるだけ発生しないようにする、発生してもすぐに他に逃してしまうように伝導性をよくする加工。
この帯電紡糸加工には、一時的なものと恒久的なものがある。
<防縮加工>
綿・レーヨン・キュプラなどの吸水性に優れた繊維や独特な表面構造を持つ羊毛は、洗濯(吸水と乾燥)
を繰り返すことによって縮みを起こす。この縮みを防止するための加工。
<防炎性・燃焼加工>
燃えやすい綿生地などを燃えにくくする加工。
ショーツなどは、直接肌に触れるものなので、柔軟加工をかけると
柔らかくなり、着用感も変わってきます。
冬場は静電気はこたえるので、防止されていると嬉しいことの1つですね。
残りの、2)生地を美化する 3)付加価値をつける
の例は来週お送りいたしますね。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!