皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
ずいぶん、暖かくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今週はレースの種類についてのお話をいたします。
レースの種類は多種多様です。
大きくは手工でつくられる「手工レース」と機械でつくられる「機械レース」に分類でき、
現在は機械レースがほとんどです。
<エンブロイダリー機によるレース>
エンブロイダリー機によって、基布に刺繍をほどこしたもので、刺繍レースとも呼ばれています。
このレースには、チュールネットを基布にしたもの、生地に基布したもの、基布が完全に溶解されて刺繍糸だけ
残ったものなどがあります。
・チュールエンブロイダリーレース
・生地エンブロイダリーレース
・ケミカルレース
<リバー機によるレース>
糸をからみ合わせて柄ができるレース。熟練した職人に手を必要とする、もっとも手工芸に近いレースといえます。
レーバーレース機はボビンに巻いた糸をからみ合わせ、編目と柄をつくりだす。
・リバーレース
<ラッシェル機によるレース>
ラッシェル機で編みながら柄を作りだしていくレース。
リバーレースに比べ早いスピードで編まれるため、比較的安価である。
・ラッセルレース
・ジャガードレース
・落下板レース
<トーションレース>
イタリアのトーション地方でうまれたもので組みひもの原理で糸を組み合わせたレース。
麻糸や木綿糸で編みこまれているものが多く、粗い編目。レース幅20cmくらいが限界。
・トーションレース
今週はここまでです。
来週はレースの形状についてのお話になります。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!