皆さん、こんにちは。
企画デザイナーの市原です🎀
週末は台風がくるようなので、みなさま、お気をつけください。
さて、本日もボディファッションの歴史について、
前回の続きでお話いたしますね。
<より美しいからだを求めて>
1980年代後半からのボディコンシャスファッションの流行を受けて
1990年代は、「からだをよりきれいに見せたい」という願望が
一般の女性に高まります。
そして1992年、「寄せて上げる」という
コンセプトのブラジャーが登場し、一代ブームとなり、
バストを大きく美しく見せる「バストコンシャスな時代」が
幕をあけます。
その後、美しいからだをつくるためのエステティックやダイエットは
ブームというより、もはやライフスタイルの一部となり、
からだにメリハリをつけて、理想の美しさへ向けて造形する
ボディライン協調の時代が、21世紀に入ってまでも続きます。
また、ボディにフィットするストレッチ素材のアウタートレンドを受けて、
アウターにひびかないシームレスタイプブラジャーが90年代半ばから台頭し、
その後“Tシャツぶら”と呼ばれるようになりました。
そして、それまではキャリア層に敬遠されがちであったニットインナー(肌着)も
より薄く、軽くなり、ストレッチ素材のアウターにあわせやすく進化し、
1997年に大ヒット。
ババシャツという流行語まで生み出すほど、
ティーンからミセスまで世代を越えて愛用する冬のアイテムとして、
定着しました。
次回は「ボディファッションの進化期」に話になります。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!!!