♦ロマネスクからゴシック時代の下着たち

皆さん、こんにちは。

企画デザイナーの市原です🎀

 

少しずつ寒くなってきましたね。

紅葉も今週末くらいから見頃になってきていますね。

皆さんは、どこかいかれる予定されてますか?

 

今週もUPしていきますね🎶

 

 

引き続き、歴史について

「ロマネスクからゴシック時代の下着たち」

 

11世紀末に始まった十字軍の遠征をきっかけに、
東方の文化がヨーロッパに伝播したロマネスク様式の時代。

服装も東方の香りを取り入れた華やかさが賛美され、
それに加えてフィット性のあるタイトなものへと発展していきました。

12~13世紀になると、下着にも胴にもピッタリとフィットするものが
求められるようになり、脇線の輪郭だけで胴にフィットさせるスモックが
出現します。

フランスでは、チュニックの下に着たことから「チュニックインチマ」
とも呼ばれていました。

ゴシック様式の時代に入ると、新しい裁断法が工夫され、今日の裁断技術の
基礎が芽生えています。

下着は、フランス語では「シャンス」が常用され、13世紀に入ってから
「シュミーズ」にかわります。

色物の下着が用いられ始めたにのもこの頃です。

 

この時代の下着で特筆されるのは、コルセットの初期のものが
発生した点で、これは「ステーズ」と呼ばれて、男女とも胴を
細くみせるための盛んに用いられました。

 

 

 

本日はここまでにしますね。

次回は「下着が独自性に目覚めたルネッサンス時代」について
お話します!

今回もお読みくださり、ありがとうございます。
では、また来週!!!

 

 

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